南山大学の木田さんから、1月31日開催の南山大学オープン・リサーチ・センター歴史部会公開研究会「異文化を展示する」 に関するご案内をいただきましたので、以下にリンク先と内容を転載いたします。
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/event/index.html#link090131
歴史部会公開研究会「異文化を展示する」
南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター歴史部会では、昨年、「歴史を展示すること」と題した研究会を実施した。これは、人類学博物館の歴史資料
(含考古資料)の展示を考えるにあたって、展示という表象の実践には常に展示する側とされる側との間に絶えず権力関係が生じるという問題提起をうけて実施
されたものである。
同様に、人類学博物館の民族(誌)資料の展示については、異文化表象という問題が常につきまとう。欧米においては、この問題は早くから意識されていたが、日本の博物館においては、一部を除いて、未だ博物館側に問題意識が共有されていないのが現状であろう。
本研究会では、展示における歴史表象に続き、他者表象・異文化表象の問題を取り上げる。ここでの議論によって、少しでもこの問題に対する関心が喚起されることを願っている。
- 日時、会場
(1)日時 2009年1月31日(土) 13:30〜17:00
(2)会場 人類学博物館展示室、南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B47教室 - 内容
基調講演「異文化展示の現在」 吉田憲司氏(国立民族学博物館)
コメント:松田京子氏・永井英治氏(南山大学)
*参加費無料、申し込み不要です。
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