Archive for 1月, 2009

2009/01/30

20090128 三河民俗談話会これからのご案内

三河民俗談話会の伊藤さんから、以下のようなご案内をいただきました。
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三河民俗談話会これからのご案内
会員でなくてもどなたでも参加できます。お気軽にご参加ください。
基本的に、毎月一回第四土曜に、会を開いております。
毎回20人弱の方の参加があり、講師からのレクチャーのあと、質問の時間や自分の知っている事例などを語る談話の時間もあります。
また、二次会も開いており、熱心な方が8人ほど参加されます。
講師料などは基本的に出ませんが、もし、ご発表などなさりたい方は、ご連絡ください。
☆ 2月は、有薗ゼミナール卒論発表会
2月例会には、恒例となりました有薗正一郎先生のゼミ生の卒論発表会をお願いしています。地理学の中でも人文系の色彩の深い、民俗とも関わる発表です。この3月で卒業となる大学生の皆さんのご活躍を祈念しながら、新鮮な視角からの発表を聞きたいと思います。
発表者および演題
阿部義亜(あべ よしあ)「舞阪町域における松並木の樹齢について」
崎野政志(さきの まさし)「黄柳川(つげがわ)上流域におけるタンポポ・ヒガンバナ・セイタカアワダチソウの自生地分布」
大田政輝(おおた まさてる)「三重県志摩半島における植生の変遷」
清野由維(きよの ゆい)「近代伊勢国における庶民の日常食」
北村泰宏(きたむら やすひろ)「愛知県西部における重田(かさねだ)の分布について」
■日時  2月28日(土) 14時~17時
■場所  愛知大学豊橋校舎 6号館613教室 
■資料代 300円。学生はいつも無料です。
■連絡先 愛知大学 有薗正一郎研究室 0532-47-4111
☆ 4月は、「伊那谷の柴茶」松下智さん(元愛知大学教授・豊茗会代表)の発表です。
松下さんは三河民俗談話会や愛知大学にも深く関わられ、著書も多く出されています。「お茶」に関しては、日本のみならず世界を股にかけて研究調査をされました。さらに、「豊茗会」とよばれるお茶の実践と啓蒙をはかる会を主催され、よいお茶の普及にも活躍されてきました。今回は、最近出された『伊那谷の柴茶』(南信州新聞)に依りながら、先生の故郷でもある「伊那谷」に残る「柴茶」に、日本文化の原点を探っていきます。
■日時  4月25日(土) 14時~17時
■場所  愛知大学豊橋校舎 5号館541教室 
☆ 5月は、「北朝鮮の社会と文化 南北の同質性と異質性について―北朝鮮の開城ツアー(2008年8月9日)に参加して」片茂永さん(愛知大学・国際コミュニケーション学部・教授)の発表です。
片先生は、皆さんご承知の通り愛知大学で韓国民俗学を担当されています。ことに仏教民俗を軸にすえ、比較民俗学を志しておられます。今回は昨年、話題の北朝鮮に研究に行かれ、様々な見聞をされ帰国されました。今回は、そのお土産話をお聞きしたく思います。
■日時  5月30日(土) 14時~17時
■場所  愛知大学豊橋校舎 5号館541教室 (2月・6月は会場が変りますので注意してください!)
■資料代 300円。学生はいつも無料です。
■連絡先 愛知大学 河野眞研究室0532-47-4111
その他の会からのご案内
1・第12回 三遠南信地域資料展―記念行事 三遠南信を語る会 テーマ「異文化との出会い」
①講師  関 福盛氏(天龍村坂部冬祭り継承者)演題  『「左閑辺」を守って生きる』
②講師  名波寿氏(新居宿史跡案内人の会) 演題  「新居の廻船『鹿丸漂流』
③講師  川澄哲夫氏(慶応義塾大学教授) 演題  『崋山・ジョン万次郎・諭吉』
■日時 1月31日(土) 13時半~15時半
■場所 豊橋市中央図書館 三階集会室
■定員 150名(先着順)
■入場料 無料だそうです。
■連絡先 豊橋市中央図書館 0532-31-3131
2・愛知大学綜合郷土研究所「三河湾共同研究公開研究会」について(ご案内)
■テーマ 「幕末の農民日記に見る海辺のくらし」
■日時 2009年2月14日(土)13:30~15:00
■会場 愛知大学豊橋校舎 6号館1階 611教室
■講師 辻井善弥氏(横須賀市文化財専門審議委員)
三河湾研究共同研究の最終年を迎えた今回は、昨年の里海研究会で取り上げたモク(海草・海藻)を中心に、相模湾に面した海と陸を複合的に利用した海辺の村の生活を紹介し、伝承資料と近世末から現代にかけて三代書き継がれてきた農民日記『浜浅葉日記』をあわせ、江戸時代から現代にいたる人と里海との関わりの変化も明らかにしたいと思います。
事前申し込みは、不要です。
問合せ 愛知大学綜合郷土研究所 (豊橋市町畑町1-1) 0532-47-4160

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2009/01/08

20080108 1月31日開催の南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター歴史部会公開研究会「異文化を展示する」

南山大学の木田さんから、1月31日開催の南山大学オープン・リサーチ・センター歴史部会公開研究会「異文化を展示する」  に関するご案内をいただきましたので、以下にリンク先と内容を転載いたします。

http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/event/index.html#link090131

歴史部会公開研究会「異文化を展示する」
 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター歴史部会では、昨年、「歴史を展示すること」と題した研究会を実施した。これは、人類学博物館の歴史資料
(含考古資料)の展示を考えるにあたって、展示という表象の実践には常に展示する側とされる側との間に絶えず権力関係が生じるという問題提起をうけて実施
されたものである。
 同様に、人類学博物館の民族(誌)資料の展示については、異文化表象という問題が常につきまとう。欧米においては、この問題は早くから意識されていたが、日本の博物館においては、一部を除いて、未だ博物館側に問題意識が共有されていないのが現状であろう。
 本研究会では、展示における歴史表象に続き、他者表象・異文化表象の問題を取り上げる。ここでの議論によって、少しでもこの問題に対する関心が喚起されることを願っている。

 

  1. 日時、会場
    (1)日時  2009年1月31日(土) 13:30〜17:00
    (2)会場  人類学博物館展示室、南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B47教室
  2. 内容
    基調講演「異文化展示の現在」 吉田憲司氏(国立民族学博物館)
    コメント:松田京子氏・永井英治氏(南山大学)

20090131異文化を展示する

*参加費無料、申し込み不要です。

2009/01/08

20090108 1月25日開催南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター人類学部会公開研究会「パプア・ニューギニアの物質文化」  

南山大学の木田さんから、1月25日開催の南山大学オープン・リサーチ・センター人類学部会公開研究会「パプア・ニューギニアの物質文化」 に関するご案内をいただきましたので、以下にリンク先と内容を転載いたします。

http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/event/index.html#link090125

人類学博物館には、1960年代までに収集されたパプア・ニューギニアの民族誌資料が多数収蔵、展示されている。このコレクションは、日本国内でも有数
のものとして知られている。本研究プロジェクトとしては、人類学博物館収蔵資料を体系化し、博物館における教育・研究に活用可能な状態にすることを、ま
ず、第一に考えなければならない。そこで、2008年度のオープンリサーチセンター人類学部会の研究活動の一環として、当館収蔵資料に関する研究会を開催
したい。
 当館に収蔵されているニューギニア関連資料は、それ自体質量共に優れたものであるが、必ずしも十分に研究されているとはいえない。そこ
で、まずはじめに、このような民族誌的物質文化資料がどのような方針のもとに研究されるべきか、実際にニューギニアの物質文化資料を研究された経験のある
専門的研究者をまじえて、その方法論的レベルでの議論が不可欠であると考える。
 第二に、本資料群は人類学・民族学だけでなく、様々な研究領域を交錯させることを可能にする。実際に、考古学的研究をこの資料群に適用し、人類学・民族学的知見に寄与するだけでなく、考古学にもその研究成果をフィードバックさせられる可能性を有している。
 以上にように、今回の研究会では、はじめに資料ありき、を趣旨として、物質文化研究の方法論構築・他領域との複合的研究・他の研究機関との共同研究の基盤づくりを目指したい。

 

  1. 日時、会場
    (1)日時  2009年1月25日(日) 10:00〜17:00
    (2)会場  人類学博物館展示室、南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B47教室
  2. 内容
    於:人類学博物館展示室
    ・「昭和39年、ニューギニア調査の再考と課題」 早川正一氏(南山大学名誉教授)
    於:南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B47教室
    ・「民族資料の考古学的研究−ニューギニアの石斧、その使用痕分析」 原田 幹氏(愛知県教育委員会)、黒沢 浩氏(南山大学)
    ・「天理参考館所蔵のニューギニア資料」 吉田裕彦氏(天理参考館)
    ・「ニューギニアの民族考古学調査」 高橋龍三郎氏(早稲田大学)
    ・「ニューギニア民族資料の記述」 後藤 明氏(南山大学)
    討議:民族資料研究の方向性

20090125パプア・ニューギニアの物質文化

*参加費無料、申し込み不要です。

2009/01/03

20081231 研究会情報:三河民俗談話会

会員の伊藤さんから連絡をいただいていましたが、掲載を怠っていました、タイミングを失してしまい申し訳ありません。


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三 河 民 俗 談 話 会 こ れ か ら の ご 案 内

 

 

会員でなくてもどなたでも参加できます。お気軽にご参加ください。

基本的に、毎月一回第四土曜に、会を開いております。

毎回20人弱の方の参加があり、講師からのレクチャーのあと、

質問の時間や自分の知っている事例などを語る談話の時間もあります。

また、二次会も開いており、熱心な方が8人ほど参加されます。

講師料などは基本的に出ませんが、もし、ご発表などなさりたい方は、

ご連絡ください。

 

 

12月は、「中国貴州省侗族の交叉イトコ婚」繁原 央さん

(常葉学園短期大学教授)の発表です。

中国の南部山間地域に広がる貴州省そこに住む少数民族、侗族(トン族)。今回

は皆さんにおなじみの繁原先生がその豊富なフィールドに基づく交叉イトコ婚と

いう習俗についてお話をされます。貴重なお話を拝聴したいと思います。なお、

講演終了後、「蔵や」にてささやかな忘年会を行ないます。

日時  12月27日(土) 14時~17時

 

 

 

1月は、「『岡崎むかし館』の魅力」野本 欽也さん

(元・岡崎市大門小学校校長)の発表です。

この11月に開館した岡崎市むかし館のコンセプト、展示内容を考え、またに主任専門員に就任された野本さん。本会では久しぶりの登場です。教員を定年された後、現在は岡崎市の新図書館内の「岡崎市むかし館」で子供たちに民俗や地元の歴史を伝えています。今回は、そうした活動の紹介や旧額田地域の調査でわかったことなどをお話されます。なお、講演終了後、「蔵や」にてささやかな新年会を行ないます。

日時 1月24日(土) 14時~17時

 

 

 

場所  愛知大学豊橋校舎 5号館541教室 

資料代 300円。学生はいつも無料です。

連絡先 愛知大学 河野眞研究室0532474111


そ の 他 の 会 か ら の ご 案 内

 

1・豊川流域研究会主催 海・山・川トライアングル交流フォーラム――前芝・七郷一色・西馬草の戦後のくらしと流域圏づくり

     高度成長期の経済発展は物質的な豊かさをもたらした反面、人間関

係の希薄化を生み出しました。そこで、豊川流域研究会では3年間にわたり「人と人とのふれあい」のあるまちづくりのヒントを得るために、経済発展以前の時代を生きてきた、前芝、七郷一色、西馬草の3地区のお年寄りを対象に、戦後の暮らしぶりの聞き取り調査をしてきました。そして、このたび本会活動の3年間の集大成として、広く流域住民の参加のもと、本フォーラムを開催します。多くのみなさんの参加をお待ちしております。

 

日時 12月20日(土) 13時半~16時

場所  愛知大学豊橋校舎 本館5階 第4・5会議室 

資料代 無料だそうです。

連絡先 豊川流域研究会 代表 加藤正敏さん 0532321927

 

 

2・国際コミュニケーション学会主催 第11回フォークライフ研究会―――中国における端午の節句とその地域性

   講師  鄒 明華氏(中国社会科学院文学研究所副研究員 国際アジア民俗学会)

端午の節句が男の子の祝いであるのは日本に独特だが、背景まで遡ると、端午節は中国、韓国、日本、東アジア共通の文化である。最近では、韓国「江陵端午祭」が世界遺産に登録されたが、これをきっかけに中国国内では、「端午節」をめぐって様々な議論が繰り広げられている。中国では長期にわたった革命による伝統文化の衰退に歯止めがかかり、また一連の伝統的な祝祭日を国民休日化する政府の政策転換もあって、民族文化を幅広く復興する動きがみられ、伝統行事が活発化している。中国各地の「端午節」は、現在、いかなる様相を見せているか、どんな盛大なイベントが行われているのか、講師の鄒明華先生に語っていただきます。

 

日時 12月20日(土) 15時半~17時

場所  愛知大学豊橋校舎  5号館541教室 

資料代 無料だそうです。

連絡先 愛知大学 河野眞研究室0532474111

2009/01/01

20090101 1月例会の予定が決まりました

皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしく申し上げます。

さて、1月例会(1月31日開催)ですが、予定が決まりましたので、以下の詳細欄をご覧ください。