三河民俗談話会の伊藤さんから、以下のようなご案内をいただきました。
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三河民俗談話会これからのご案内
会員でなくてもどなたでも参加できます。お気軽にご参加ください。
基本的に、毎月一回第四土曜に、会を開いております。
毎回20人弱の方の参加があり、講師からのレクチャーのあと、質問の時間や自分の知っている事例などを語る談話の時間もあります。
また、二次会も開いており、熱心な方が8人ほど参加されます。
講師料などは基本的に出ませんが、もし、ご発表などなさりたい方は、ご連絡ください。
☆ 2月は、有薗ゼミナール卒論発表会
2月例会には、恒例となりました有薗正一郎先生のゼミ生の卒論発表会をお願いしています。地理学の中でも人文系の色彩の深い、民俗とも関わる発表です。この3月で卒業となる大学生の皆さんのご活躍を祈念しながら、新鮮な視角からの発表を聞きたいと思います。
発表者および演題
阿部義亜(あべ よしあ)「舞阪町域における松並木の樹齢について」
崎野政志(さきの まさし)「黄柳川(つげがわ)上流域におけるタンポポ・ヒガンバナ・セイタカアワダチソウの自生地分布」
大田政輝(おおた まさてる)「三重県志摩半島における植生の変遷」
清野由維(きよの ゆい)「近代伊勢国における庶民の日常食」
北村泰宏(きたむら やすひろ)「愛知県西部における重田(かさねだ)の分布について」
■日時 2月28日(土) 14時~17時
■場所 愛知大学豊橋校舎 6号館613教室
■資料代 300円。学生はいつも無料です。
■連絡先 愛知大学 有薗正一郎研究室 0532-47-4111
☆ 4月は、「伊那谷の柴茶」松下智さん(元愛知大学教授・豊茗会代表)の発表です。
松下さんは三河民俗談話会や愛知大学にも深く関わられ、著書も多く出されています。「お茶」に関しては、日本のみならず世界を股にかけて研究調査をされました。さらに、「豊茗会」とよばれるお茶の実践と啓蒙をはかる会を主催され、よいお茶の普及にも活躍されてきました。今回は、最近出された『伊那谷の柴茶』(南信州新聞)に依りながら、先生の故郷でもある「伊那谷」に残る「柴茶」に、日本文化の原点を探っていきます。
■日時 4月25日(土) 14時~17時
■場所 愛知大学豊橋校舎 5号館541教室
☆ 5月は、「北朝鮮の社会と文化 南北の同質性と異質性について―北朝鮮の開城ツアー(2008年8月9日)に参加して」片茂永さん(愛知大学・国際コミュニケーション学部・教授)の発表です。
片先生は、皆さんご承知の通り愛知大学で韓国民俗学を担当されています。ことに仏教民俗を軸にすえ、比較民俗学を志しておられます。今回は昨年、話題の北朝鮮に研究に行かれ、様々な見聞をされ帰国されました。今回は、そのお土産話をお聞きしたく思います。
■日時 5月30日(土) 14時~17時
■場所 愛知大学豊橋校舎 5号館541教室 (2月・6月は会場が変りますので注意してください!)
■資料代 300円。学生はいつも無料です。
■連絡先 愛知大学 河野眞研究室0532-47-4111
その他の会からのご案内
1・第12回 三遠南信地域資料展―記念行事 三遠南信を語る会 テーマ「異文化との出会い」
①講師 関 福盛氏(天龍村坂部冬祭り継承者)演題 『「左閑辺」を守って生きる』
②講師 名波寿氏(新居宿史跡案内人の会) 演題 「新居の廻船『鹿丸漂流』
③講師 川澄哲夫氏(慶応義塾大学教授) 演題 『崋山・ジョン万次郎・諭吉』
■日時 1月31日(土) 13時半~15時半
■場所 豊橋市中央図書館 三階集会室
■定員 150名(先着順)
■入場料 無料だそうです。
■連絡先 豊橋市中央図書館 0532-31-3131
2・愛知大学綜合郷土研究所「三河湾共同研究公開研究会」について(ご案内)
■テーマ 「幕末の農民日記に見る海辺のくらし」
■日時 2009年2月14日(土)13:30~15:00
■会場 愛知大学豊橋校舎 6号館1階 611教室
■講師 辻井善弥氏(横須賀市文化財専門審議委員)
三河湾研究共同研究の最終年を迎えた今回は、昨年の里海研究会で取り上げたモク(海草・海藻)を中心に、相模湾に面した海と陸を複合的に利用した海辺の村の生活を紹介し、伝承資料と近世末から現代にかけて三代書き継がれてきた農民日記『浜浅葉日記』をあわせ、江戸時代から現代にいたる人と里海との関わりの変化も明らかにしたいと思います。
事前申し込みは、不要です。
問合せ 愛知大学綜合郷土研究所 (豊橋市町畑町1-1) 0532-47-4160
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