11月27日(土曜)開催の第202回例会は無事終了いたしました。発表者の和崎春日さん、亀井伸孝さん、どうもありがとうございました。
終了後、学内の「大正軒」にて、懇親会をおこない、20時過ぎ無事に散会しました。
第202回例会は無事終了いたしました
11月27日(土)第202回例会が開催されます
会員各位
中部人類学談話会第202回例会開催のお知らせ(2010/11/22)
下記の要領にて、第202回例会を開催いたしますので、御出席いただきますよう、ご案内申し上げます。なお、中部人類学談話会は「日本文化人類学会・中部地区研究懇談会」をかねて開催しています。
中部人類学談話会 会長 稲村 哲也
記
☆ 日時:平成22年11月27日(土曜)午後13時半より
☆ 場所:椙山女学園大学 現代マネジメント学部 地下一階001教室
(名古屋地下鉄東山線星ヶ丘駅下車 徒歩5分)
* 会場付近は、駐車スペースがありませんので、車でのご来場は固くお断りいたし
ます。
☆ 話題提供者と話題:
■ 和崎春日(中部大学)「在日・在中アフリカ人の生活戦略-関係民族誌への展望」座長(未定)?
■ 亀井伸孝(大阪国際大学人間科学部)「狩猟採集民バカにおける子どもの民族誌: 視点と方法の冒険」座長(未定)
2010年開催分: 199回:5月22日、200回:7月24日、201回:9月25日、202回:11月27日
2011年開催分:203回:1月29日、3月26日
20101122: 奥三河再発見フォーラム「花祭、世界無形遺産登録へ向けて」(12月4日開催)
佐々木重洋(名大)さんから、12月4日開催の『奥三河再発見フォーラム「花祭、世界無形遺産登録へ向けて」』のお知らせをいただきましたのでご案内します。
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20101114: ISSC-CIPSH国際科学シンポジウム(12月13-14日開催)
ISSC-CIPSH国際科学シンポジウム
XXVIIIth ISSC General Assembly Symposium in Nagoya
Japan Changing Nature-Changing Sciences?
■日 時 2010年12月13日(月)~14日(火)
■場 所 愛知大学車道キャンパス コンベンションホール
(愛知県名古屋市東区筒井2-10-31)
■主 催 国際社会科学評議会(ISSC)、国際哲学・人文学会議(CIPSH)
■内 容
12月14日(火) 全体会議、最終討論会
■主な海外参加予定者
ミャナ・ラーセン(環境科学政策、地球科学システムセンター、ブラジル)
トマス・ポッゲ(政治哲学、イェール大学、米国)
グドムンド・ハーネス(社会学、ISSC会長、ノルウェー)
アダマ・サマッセコゥ(言語学、CIPSH会長、マリ) 等
■参加費 両日参加:20,000円(軽食ランチ・パーティー代含む)
13日のみ参加:15,000円(軽食ランチ・パーティー代含む)
14日のみ参加:12,000円(軽食ランチ代含む)
日本人参加者募集中 締切2010年11月26日17時迄
■お申込み・お問い合わせ先 国際社会科学評議会(ISSC)公式サイト→http://www.worldsocialscience.org/
ISSC-CIPSH 国際科学シンポジウム実行委員会
住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3丁目3-2 志摩ビル5階
(株式会社イリス総合研究所内)
TEL/FAX:052-485-7029 E-mail:info@iris-reseach.com
■資料・ダウンロード ISSC-CIPSH 国際科学シンポジウム ご案内
ISSC-CIPSH 国際科学シンポジウム 参加要項
ISSC加盟国際団体・シンポジウムスピーカーリスト
参加申込書(PDF版)
■資料(English) Programme Structure 4.11.2010
Joint Symposium 2010 Outline
Joint Symposium 2010 Invited Speakers
20101111: 第202回例会の発表要旨(11月27日開催)
②これに、今年、初期調査を開始した「在中アフリカ人の生活動態」の報告を加味して、今後の研究のあり方を模索、提案します。
亀井伸孝(大阪国際大学人間科学部)「狩猟採集民バカにおける子どもの民族誌: 視点と方法の冒険」(発表要旨)
発表者は、カメルーンの熱帯雨林に暮らすピグミー系狩猟採集民バカにおける子どもたちの集まりにおける参与観察にもとづき、子どもが主役となる民族誌『森の小さな〈ハンター〉たち』を刊行した。
子どもの民族誌を著すにあたって、もっとも注意したことは、
(1) 視点を子ども集団の中に置き続けること
(2) 子どもの集まりでの参与観察の方法と過程を詳らかに記すこと
のふたつであった。
いずれも、子どもを「教え育てる対象」として見る立場を脱却し、また、そのような視点の転換を自他ともに奨励・実践していく上で、欠かせない要素であった。
本発表では、狩猟採集民の子どもに関する民族誌的研究の成果の一端を紹介しつつ、本民族誌の視点と方法をめぐる試みについて示したい。
また、この民族誌が契機となって、国際開発および人類進化論に関わるふたつの共同研究の展望が開けつつある。このような、同時代のアカデミズムにおける民族誌の活用可能性についても議論してみたい。
亀井伸孝. 2010.『森の小さな〈ハンター〉たち: 狩猟採集民の子どもの民族誌』京都: 京都大学学術出版会.