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2017/06/08

中部人類学談話会第240回例会(170624)

みなさま

下記の要領で中部地区研究懇談会・博士論文合同発表会(中部人類学談話会第240回例会)を開催します。みなさま、ふるってご参加ください。


中部地区研究懇談会(中部人類学談話会第240回例会)修士論文・博士論文合同発表会

日時: 2017年年6月24日(土) 13:00~17:30

会場: 南山大学Q棟Q104 教室(〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18)
地下鉄名城線八事日赤駅より徒歩約8分
地下鉄鶴舞線いりなか駅1番出口より徒歩約15分
http://www.nanzan-u.ac.jp/CMAP/nagoya/campus-nago.html

【プログラム】※要旨は文末にまとめて掲載しております。

第一部 修士論文

13:00-13:30 足立賢二(名古屋大学大学院人文学研究科博士課程後期課程/宝塚医療大学保健医療学部)
「縄文期竪穴住居の空間的時間的多様性―温熱環境からみた竪穴住居の実像―」

13:30-14:00 石川雅健(名古屋大学大学院人文学研究科博士課程後期課程/愛知学院大学教養部)
「PostureによるNon Verbal Communicationに関する研究―対人認知及び対人関係認知のStick Figureによる考察―」

14:00-14:30 内田朋美(名古屋大学大学院人文学研究科博士課程後期課程)
「ルネサンス期キリスト教絵画における身体所作について―左右の対称性をめぐって―」

14:30-15:00 出嶋千尋(名古屋大学大学院人文学研究科博士課程後期課程)
「宮崎駿の〈森〉観」

第二部 博士論文

15:15-16:15 竹内愛(日本学術振興会特別研究員PD/南山大学)
「伝統社会に生きる女性の幸福向上のための開発論―ネパールの旧王都パタンにおけるネワール民族の女性自助組織『ミサ・プツァ』の自発的な活動を事例として―」

16:15-17:15 中尾世治(総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員)
「西アフリカ内陸における近代とは何か-ムフン川湾曲部における政治・経済・イスラームの歴史人類学-」

備考: 終了後、懇親会

【発表要旨】

◆足立賢二 「縄文期竪穴住居の空間的時間的多様性―温熱環境からみた竪穴住居の実像―」

本研究では「生活」の観点から日本列島内竪穴住居の実像の一端を把握することを目的とした。具体的には民族誌資料および実験的手法に基づき屋根葺形式(草葺・土葺)毎の竪穴住居の温熱環境を分析し、分析結果を踏まえ長野県縄文期竪穴住居の実態に関する理論的検討を実施した。併せて上記検討結果に基づき長野県縄文期竪穴住居の地域的変異(空間的多様性)および変遷(時間的多様性)の背景を検討・考察した。本研究の中心課題となったのが「火熱利用法」の検討である。竪穴住居の先行研究には「炉の位置」と「住居構造」との相関性に対する指摘[三田・広瀬・平賀 1991]があり、炉が燃焼装置として機能することを踏まえると、炉と相互規定的な「火熱利用法」と「住居構造」との相関性も予想できる。以上の観点を踏まえ、「炉形態」「住居構造」「火熱利用法」三者の統合的な分析と検討を実施して、長野県下縄文期竪穴住居の空間的・時間的多様性の一端を論じた。

◆石川雅健 「PostureによるNon Verbal Communicationに関する研究―対人認知及び対人関係認知のStick Figureによる考察―」

非言語コミュニケーションのひとつであるPosture(姿勢・動作)に着目し、Sarbinら(1953)が用いたStick Figure(線画、以下SFと略す)を刺激図形として、以下の3種の調査を行った。調査Ⅰとしては、SFがどのように認知され、共通反応はどのようなものかを明確にすることを目的とした。大学生を対象として提示した結果、30種類のSFのうち10種類に斉一性がみられた。調査Ⅱでは、人もしくは対象に対するaction/reactionとして分類・抽出した各5種類のSFを組み合わせて対人関係場面・状況を作成し、近距離・遠距離間での反応の相違を明らかにすることを目的とした。その結果、距離の違いでは有意差は認められず、男女差がみられた。さらに調査Ⅲでは、健常者と統合失調症患者との反応を比較した。方法は、調査Ⅰ・Ⅱと異なり、感情表出SFと特定反応SF各5種類を用いて二者間の物語を作成した。結果としては、統合失調症群は拒否・拒絶の傾向、二者間関係に関係性を求めない傾向などが見出された。

◆内田朋美 「ルネサンス期キリスト教絵画における身体所作について-左右の対称性を巡って-」

本発表では、キリスト教絵画に見られる左右非対称の身体所作と左右対称の身体所作の関係性について考察することを目的とし、ルネサンス期のキリスト教絵画において左右非対称、左右対称の身体所作を行う人物や存在が同一画面上に描かれている全44作品を対象に、身体所作、主体、身体所作が行われている場面と状況を分析する。
本発表で取り上げる作品のうち、「受胎告知」を除く主題では、描かれている左右非対称の身体所作は、より上位の立場にいる存在と結びつき、左右対称の身体所作は、相対的に下位の存在と結びついている。「受胎告知」は主題の特殊性ゆえに、身体所作によって優劣を象徴するということが明確には現れないが、全体として、左右非対称の身体所作は、より上位にいる人物、存在の聖性を強調し、左右対称の身体所作は、聖性に対して従属する意思を示すような一歩下がった謙った身体所作であるという傾向が認められる。発表者は、このような身体所作を描くことで、鑑賞者にその主題における優劣といった縦方向の二元論的関係と鑑賞方法を示していると考える。

◆出嶋千尋 「宮崎駿の「森」観-『もののけ姫』に描かれる明暗を中心として-」

従来の研究において、宮崎の自然観は一元的に捉えられがちであった。しかし、時期によって宮崎の自然観は異なっており、そうした点に着目して作品を分析する必要があると考え、研究にいたった。本研究の目的は、宮崎駿が作品にある森の描写について分析を行い宮崎の自然観について言及することである。今回は宮崎駿の持つ自然観のことを「森」観としている。宮崎が森に対して特別視していたことから、自然観ではなく「森」観とすることにした。
宮崎の作品で特に森を中心に描くものが『もののけ姫』である。『もののけ姫』に描写される森の分類を行い、森の描き分けをおこなった宮崎の考えについて分析を行う。特に照葉樹林文化論の考えを用いて、宮崎の描く森について考察を行った。 さらに宮崎の発言内容から宮崎の「森」観を3期に分けて分類を行っている。3期それぞれに該当する作品を取り上げ、描かれる森の相違点について言及した。

◆竹内 愛 「伝統社会に生きる女性の幸福向上のための開発論?-ネパールの旧王都パタンにおけるネワール民族の女性自助組織『ミサ・プツァ』の自発的な活動を事例として?」

本研究の目的とは、「人間開発」の思想と実際のネワール社会の女性の「幸せ・願望」はどこがかみ合っていないのか、それはなぜか、現地の文化的背景と近代主義の開発理論との間のギャップを解明することである。アマルティア・センは、人間的自由の向上が開発における最大優先事項であると主張し、人間の「潜在能力」(ケイパビリティ)を拡大させることが開発にとって有効であるとしている。彼は、女性の自立(経済的独立と社会的な解放)には女性自身の潜在能力が必要であると論じている。しかし、伝統的なネワール社会において、女性自助組織「ミサ・プツァ」が設立されて約20年が経ったが、女性たちはミサ・プツァの活動をすることによって、個々の女性が経済的な自立をする等、自己の利益を追求する方向ではなく、むしろ、ミサ・プツァが地域全体の一機能になる方へと向かっている。女性たちは個々の利益よりも地域のことを第一に考えている点がこれまでの開発理論にはないネワール民族独特の思想である。ミサ・プツァで潜在能力を拡大するために「職業トレーニング」を行っても、彼女たちの社会的・経済的・文化的背景が大きく影響し、開発としての成果はあまり望めない。発表者は、女性たち自身の個人として望む生き方の違いを分析し、女性たちのどのような潜在能力を拡大すると幸せにつながるのか、女性たちの生活を起点とした「集団」という視点による新たな開発理論の提唱をする。

◆中尾世治「西アフリカ内陸における近代とは何か-ムフン川湾曲部における政治・経済・イスラームの歴史人類学-」

博士論文では、ムフン川湾曲部 (ブルキナファソ西部)におけるイスラームの植民地統治以前から独立(1960年)までの通史を叙述し、西アフリカ内陸における近代とは何かを明らかにした。第1部では、19世紀までのムフン川湾曲部の社会の特徴をまとめたうえで、19世紀前半にこの地域で生じたジハードが政治・経済・イスラームの複合の萌芽として捉えられることを明らかにした。第2部では、主として1890年代から1930年代までのフランスによる征服と植民地統治について論じた。暴力の独占と行政機構の導入によって、経済と政治の領域が大きく変容したこと、人頭税を基軸として、それ自体の再生産を行う一つのシステムとしての行政機構の導入が、独自の政治-経済の領域を生みだしたこと、植民地行政とカトリック宣教団の拮抗によって、宗教の帰属に基づく友-敵関係を構成する宗教-政治の場が生じたことを指摘した。第3部では、主として1940年代から1960年までの政党政治とムスリム文化連合の活動を論じた。そのなかで、ムスリム文化連合は、植民地経済のなかで富を蓄えた商人たちをパトロンとしつつ、RDAの一部の幹部をメンバーに加えることで、それまでカトリック宣教団にほぼ独占されていた近代教育への参与を図る運動を展開し、この運動が、政治・経済・イスラームの新たな複合であったことを指摘した。これらから、西アフリカ内陸における近代とは、行政機構の導入と、植民地統治以前から生じていた貨幣経済の進展とイスラームの一般化、それらから帰結する諸事象としてまとめられることを述べた。

【問い合わせ先】

中部人類学談話会 << anthro-chubu >> 事務局
中京大学現代社会学部岡部研究室気付
E-mail: anthroch[at]gmail.com(@を[at]に置き換えています)
URL: https://anthroch.wordpress.com/
中部地区研究懇談会担当理事 佐々木重洋(名古屋大学)
中部人類学談話会会長 後藤明(南山大学)

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2017/06/07

三河民俗談話会よりお知らせ(170611)

第47回東海民俗研究発表大会日程
大会テーマ「旅・街道・宿場町」

日時:平成29年 6月11日(日)9:55~16:50

会場:愛大豊橋校舎 豊橋市町畑町1-1(AM)→二川宿本陣資料館 〃二川町字中町65(PM)

受付開始 9:30
開会あいさつ(当番 三河民俗談話会)9:55
研究発表(午前の部)10:00~11:45※愛大会場5号館511教室【一発表・質疑を含め時間35分】

1 久住祐一郎氏「二川宿商家の古神札にみる信仰と旅」(三河民俗談話会)

2 伊東久之「ランプ照明時代の鉄道旅行とその周辺設備」(岐阜民俗学研究会)

3 神野知恵氏「韓国民俗芸能との比較的視座から見る伊勢大神楽の回檀」(まつり同好会)
会場移動・休憩 (12:00~13:40)  ※主催団体代表者会(12:30~13:30)

二川宿本陣資料館入場(入口で入場券配布)・入場後すぐ、本陣内で全員写真撮影(13:40)
研究発表(午後の部) 13:50~15:00※二川会場・資料館会議室【一発表・質疑を含め時間35分】

4 小早川道子氏 「庶民の小さな旅と大きな旅(仮)」(名古屋民俗研究会)

5 岡野翔氏「御利益のおすそわけ ― 代参講の旅の後」(伊勢民俗学会)
公開講演  15:15~16:45

旅と民俗の課題  ―江戸時代の吉田藩領・二川宿を事例として―

愛知大学名誉教授  渡 辺 和 敏 先 生

 

閉会あいさつ(次回 岐阜民俗学研究会)16:50

主催 まつり同好会・名古屋民俗研究会・岐阜民俗学研究会・伊勢民俗学会・三河民俗談話会(当番)

2017/05/19

三河民俗談話会よりお知らせ(170527)

三河民俗談話会これからのご案内

5月は、菅沼 真衣さん(豊川市教育委員会)の発表です。
タイトル:旅籠・大橋屋の俵を解く―俵に詰まっていたお札から分かった信仰圏

豊川市赤坂町にある旅籠・大橋屋が、文化財として市の管轄となりました。また、一般公開に向けて建物調査が行われました。その中で建物の吹き抜け最上部の梁上に6つの俵の存在が確認されました。中身から、大量の札が発見されました。江戸末期から昭和前期までの神社仏閣の札からわかったことは何でしょうか。調査にあたられ、民俗資料館での企画展を担当された菅沼さんからお聞きしたいと思います。

日時  5月27日(土) 14時~17時

場所  愛知大学豊橋校舎 5号館4階 541教室

資料代 300円。学生はいつも無料です。

連絡先 愛知大学 豊橋キャンパス 愛知大学 地域政策学部 高橋貴研究室気付0532-47-4111

2017/04/14

三河民俗談話会よりお知らせ(170422)

三 河 民 俗 談 話 会 か ら の ご 案 内

4月は、 岩原 剛さん(豊橋市文化財センター・主任学芸 員)の発表です。

タイトル:普門寺旧境内と三河の山寺について

三河と遠江にまたがる地域には、平安時代から密教寺院が建立され、寺の経営が代々営まれてきました。この冬に豊橋市美術博物館で「普門寺と国境のほとけ」展を企画された岩原剛さんにお話をお聞きしたいと思います。まず、今回の展示の前段階の(総論)=日ごろ携われている豊橋市を中心とする<文化財保護活動>についてのお話し。さらに仏像、経塚、建築、彫刻、美術、古文書などの(各論)=今回展示の<普門寺の文化財>について次にお話しいただく予定です。

日時  4月22日(土) 14時~17時

場所  愛知大学豊橋校舎 5号館4階 541教室

資料代 300円。学生はいつも無料です。

連絡先 愛知大学 名古屋ささしまキャンパス 愛知大学 国際コミュニケーション学部  比較文化学科 河野眞研究室気付 052-564-6119 内線80467 Eメール takakos@aichi-u.ac.jp

2017/03/14

三河民俗談話会よりお知らせ(170318)

【怪談・民話を地域資源として受け継ぐ-「小泉八雲」「ふるさと怪談」に学ぶ-】

地域に語り継がれてきた民話・昔話が静かに消えてゆく現代、
民間伝承を近代文学として活用した先覚者の一人である
小泉八雲の曾孫にあたり文化資源学にも詳しい小泉凡氏、
文芸評論家の東雅夫氏、田原市中央図書館長の豊田高広氏、
豊橋妖怪百物語の著者・内浦有美氏らに
怪談・民話を地域資源として受け継ぐ思いや方策について報告していただきます。

主催:愛知大学・綜合郷土研究所
日程:3月18日(土)13:30-17:00
会場:愛知大学豊橋キャンパス
http://www.aichi-u.ac.jp/kyodoken/access.html
定員:200名(入場無料、予約不要)

【第1部】
基調講演:「地域資源としてのふしぎ文学~小泉八雲と怪談の活用をめぐって~」
講師:小泉凡氏(小泉八雲の曾孫、小泉八雲記念館館長)

【第2部】
パネルディスカッション:「怪談・民話を地域資源として受け継ぐ-「小泉八雲」「ふるさと怪談」に学ぶ-
パネリスト:小泉凡氏
東雅夫氏(アンソロジスト、文芸評論家、ふるさと怪談トークライブ代表)
豊田高広氏(田原市中央図書館長)
内浦有美氏(株式会社うちうら代表、綜合郷土研究所研究員)

2017/03/14

アフリカ学会中部支部よりお知らせ(170325)

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アフリカ学会中部支部2016年度第1回の例会のご案内

文化人類学者が語り演じるアフリカン・ポップス!2017(名古屋編)
~日本人の身体を通してアフリカ文化を表現する~

日時:2016年3月25日(土)18時開場18時30分開演(終演21時)
会場:パルル/parlwr(http://www.parlwr.net/
名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ1階
地下鉄新栄町駅 2番出口徒歩5分

アフリカのポップスをテーマに研究をすすめている文化人類学者が集まって立ちあげた
「アフリカン・ポップス!研究会」は、昨年度の1~3月、「文化人類学者が語り演じる
アフリカン・ポップス!」と題して、アフリカのポップスやサウンド・スケープを表現し
伝達するため、文化人類学者自身が「パフォーマー」となり、自由な形式でアフリカの
ポップスやサウンドについて「語り」「演じる」イベントを開催しました。1月の東京、
2月の名古屋、3月の京都、いずれもおおくの方々に参加していただき、熱いパフォーマンスを
お届けすることができました。
2017年もまた、新たな表現・伝達方法を模索しながら、さらにパワーアップしたイベントを
企画しました。ジンバブエの松平、カメルーンの矢野原、コート・ジヴォワールの鈴木が前回とは
別のかたちで演じます。それに加え、今回の名古屋編ではウガンダの大門が加わります。アフリカの
現場を知る研究者=パフォーマーが、それぞれの視点から独自の表現形態で、アフリカの文化を
お届けします。もちろん、ニャマ・カンテによる迫力のステージは健在。それに加え、今回は
エンディングにニャマ・カンテと矢野原によるDJ形式のアドリブ・セッションを用意しました。
研究者のみならず、アフリカ音楽に関心のある方すべてに参加していただきたいと思います。
なお、このイベントは東京(1月21日)、京都(2月18日)に続く第3回です。

プログラム:
18:30 はじめに
<鈴木裕之>(国士舘大学・教授)
18:35 ジンバブエのすべらない話:ショナの口頭伝承を日本語で演じる
<松平勇二>(日本学術振興会・特別研究員)
19:05 アフロポップ×ヒップホップ=?:現代アフリカ都市の「ポップ」考
<矢野原佑史>(京都大学アフリカ地域研究資料センター・研究員)
19:25 ウガンダのカリオキ:アフリカ発カラオケ・パフォーマンス
<大門碧>(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・特任研究員/北海道大学国際連携機構・特定専門職員)
19:55 休憩
20:05 子どもに名前を付けたら踊りまくろうinアビジャン(ミニ・フィルム)+グリオと人類学者の夫婦ライヴ
<鈴木裕之+ニャマ・カンテ>
20:35 ジャム・セッション
<ニャマ・カンテ+矢野原佑史>

参加費:2500円(1ドリンク付き)

事前申込:要予約、定員40名。
参加希望者氏名(複数名も可)、メールアドレス(複数の場合は代表者)を記載の上、m283mbira[at]docomo.ne.jpにメールをお送りください
(メールを送付する際には、[at]を@に変更してください)。

問合わせ
m283mbira[at]docomo.ne.jp
090-6077-0283(光田)
主催:アフリカン・ポップス!研究会
共催:日本アフリカ学会中部支部
特別出演:名古屋ンビラ部

2016/06/08

第32回まるはち人類学研究会(160611)

まるはち人類学研究会からご案内をいただきましたので、転載いたします。
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32回まるはち人類学研究会「家とケアを考える」
日時: 611日(土)1430より
会場:南山大学人類学研究所1階会議室
主催:まるはち人類学研究会
発表者:福井栄二郎(島根大学)
 「家の記憶とエージェンシースウェーデンの 高齢者施設での聞き取り調査から」
コメンテーター:東賢太郎(名古屋大学)
 
スケジュール
14301600 発表
16001615 休憩
16151645 コメント
16451715 質疑応答
1800~     懇親会
2015/09/26

愛知県立大学公開講座のお知らせ

愛知県立大学公開講座のお知らせ

亀井伸孝会員より、愛知県立大学公開講座のお知らせがありましたので、転載いたします。

————–
愛知県立大学公開講座「環境と資源から見る国際社会: 21世紀の世界と日本」(全4回)

参加者を募集しています。
テーマと講師の詳細は下記。また、愛知県立大学公開講座のウェブサイトをご覧ください。
http://www.bur.aichi-pu.ac.jp/renkei/koza/2015/09/214.html

2015年10月24日(土)、11月7日(土)、11月28日(土)、12月12日(土)
いずれの回も13:30~16:40

愛知県立大学長久手キャンパス(講義室が開催日によって異なります)
リニモ「愛・地球博記念公園」駅下車徒歩3分
http://www.aichi-pu.ac.jp/access/index.html

どなたでも参加できます。要・事前申し込み。
参加費: 全4回通しで1,000円。
手話通訳をご希望の方は事前にご連絡ください。

おといあわせ: 愛知県立大学研究支援・地域連携課
電話: 0561-76-8843 E-メール: renkei@bur.aichi-pu.ac.jp
http://www.bur.aichi-pu.ac.jp/renkei/

■各回の講師とテーマ

第1回:10月24日(土)
人間と環境の共存の原点を見すえる:アフリカにおけるフィールドワークから

「生態人類学への誘い:人類と環境の700万年史」
 亀井伸孝(愛知県立大学外国語学部国際関係学科准教授)
「野生生物保全の観点から見た資源開発と国際支援」
 西原智昭(Wildlife ConservationSociety、コンゴ共和国在住)

第2回:11月7日(土)
私たちをとりまく「食」を考える:日本の里山、アジアとの関わり

「現代日本社会において猟師として生きる」
 千松信也(猟師)
「アジアにおける食料貿易と〈和食〉」
 西野真由(愛知県立大学外国語学部中国学科准教授)

第3回:11月28日(土)
資源利用のこれまでとこれから:民族学の視点、経済学の視点

「極限の地で生きてきた人々:アンデス、ヒマラヤ、モンゴルのフィールドから」
 稲村哲也(放送大学教養学部教授、愛知県立大学名誉教授)
「シェール革命と世界情勢の激変」
 草野昭一(愛知県立大学外国語学部国際関係学科教授)

第4回:12月12日(土)

資源・エネルギー政策と地域社会-福島とカタルーニャの事例-
「3.11原子力災害後の人と野生動植物の関係変化:農山村の暮らしから」
 西崎伸子(福島大学行政政策学類准教授)
「カタルーニャの独立派が構想する新国家の資源・エネルギー・環境問題」
 奥野良知(愛知県立大学外国語学部ヨーロッパ学科スペイン語圏准教授)

2014/04/18

まるはち人類学研究会 4月の研究会

大谷かがり会員より、まるはち人類学研究会研究会のお知らせがありましたので、転載いたします。

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まるはち人類学研究会 の4月の研究会「社会人を辞めて/続けながら わたしはこういう理由で人類学の世界にやってきました―夢と野望と憧れと戸惑いと不安―」についてお知らせいたします。社会人シリーズ第2回目となります。まるはち人類学研究会では、年1回社会人シリーズを開催しております。

本企画は、社会で働くことを経験し大学院に入った社会人学生を発表者として、大学院の研究生活のなかで思うことを述べていただき、社会と大学院の関係について考えていくこと目的としております。中部地域には多くの社会人学生が仕事をしながら研究に取り組んでおられます。人類学を学ぶ社会人学生は、働いていたときの経験をもち、その経験にもとづいた関心をもって大学院に進学されているのではないかと思います。しかしながら、そういった経験に根ざした関心は、ときには研究として成立しづらく、研究領域や所属を変更する必要に迫られることもあります。本企画では、社会と人類学の世界を経験している大学院生4人を話し手としてお招きし、社会での経験と研究生活とのあいだで経験したずれや
戸惑いについて、話し合います。この研究会を通して、社会人にとっての人類学のありかたを模索していきたいと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。研究会の後、懇親会を行います。こちらだけのご参加も歓迎いたします。

日時:2014年4月26日(土曜)14:00-17:15
場所:南山大学人類学研究所1F会議室
(http://www.nanzan-u.ac.jp/JINRUIKEN/index.html)

プログラム
14:00-14:05 趣旨説明
14:05-14:30 発表① 加藤英明(南山大学大学院)

14:30-14:55 発表② 佐藤 嘉晃(名古屋医専)

14:55-15:10 休憩

15:10-15:35 発表③ 廣田緑(名古屋大学大学院)
 
15:35-16:00 発表④ 日丸美彦(愛知県立大学大学院)

16:00-16:15 休憩

16:15-17:15 総合討論

2014/03/16

中部人類学談話会第222回例会のお知らせ

中部人類学談話会第222回例会のお知らせ

御案内:
中部人類学談話会第222回例会を下記の要領で開催いたします。みなさん、ふるってご参加ください。なお、例会は日本文化人類学会の中部地区研究懇談会をかねて開催されています。参加無料で、例会は一般に開放されています。事前登録の必要はありません。

中部地区研究懇談会(中部人類学談話会)第222回例会
(共催: 科学研究費補助金挑戦的萌芽研究「東アフリカ牧畜社会における劣悪な国家ガヴァナンスへの民族誌的接近法の開拓(課題番号: 24651275)」、南山大学人類学研究所)

「劣悪なガヴァナンスの人類学へ向けて」

日時: 2014年4月12日(土)13:30-
会場: 南山大学R棟R31教室

趣旨: 今日の人類学は、民族誌的研究を通じて、様々な地球規模の課題に取り組むことを期待されている。しかし、グローバルな協力活動と、周縁社会の現場コミュニティの間には、途上国国家の劣悪なガヴァナンスの問題が立ちはだかっている。「最底辺の10億人」に対しては、いくら国際的支援を積み重ねても、劣悪な国家ガヴァナンスに阻まれて、末端に行き届かない現実がある(コリアー 2008)。文化相対主義を信奉してきた人類学者は、在来文化の賛嘆すべき特徴を発見してきた一方、汚職、賄賂、悪政等、当地の劣悪な国家ガヴァナンスの問題については目を瞑り続けてきた。途上国の悪政を批判すれば、ただちに人類学者にとって最大の恥辱である「植民地主義者」のレッテルを貼られてしまう。それゆえ、今や政治学等他分野の研究者が「ビッグマン」等の人類学的概念を援用して汚職を分析したり、悪政下の妖術の流行について分析したりしている奇妙な状況にある。
 ガヴァナンス概念の要諦は、「政府なき統治(Rosenau & Czempiel 1992)」であるが、国家が機能不全を起こしている状況では、人々は、文字通り政府なき統治の問題に直面する。そこでは、構造機能主義より、「構造的機能不全主義(structural dysfunctionalism)(Biggs 2002)」や「無秩序の政治的道具化(political instrumentalization of disorder)(Chabal & Daloz 1999)」といった理論的射程が要請される。劣悪なガヴァナンスを生きる人々は、構造的機能不全のなかで、どのような生の在り方を実現しているのだろうか。この懇談会では、アフリカの3つの地域の事例を検討しながら、倫理的・方法論的困難を孕みながらも、レヴィ=ストロースの言葉を借りれば考えるに適している(Haller & Shore 2005)この領域から人類学の可能性を考えてみたい(参考URL: シノドス記事http://synodos.jp/international/6651; 科研費プロジェクトHP: http://www.localizationtoafrica.org)。

プログラム
13:30 – 14:30 報告1「劣悪なガヴァナンスの人類学へ向けて─A国牧畜社会の紛争の事例から」湖中真哉(静岡県立大学国際関係学部)

14:30 -15:30 報告2「民主的開発主義と「無責任の体系」―大規模開発とB国周縁社会の行く末」佐川徹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

15:30 – 15:45 休憩

15:45 – 16:45 報告3「自国通貨の機能不全と人びとの経済活動—C国ハイパー・インフレの事例から」
早川真悠(久米田看護専門学校)

16:45 – 17:15 総合討論