中部人類学談話会 第210回例会のお知らせ:日本文化人類学会課題研究懇談会プレセッション: 「応答の人類学」に向けて

中部人類学談話会 第210回例会のお知らせ

■テーマ
日本文化人類学会課題研究懇談会プレセッション: 「応答の人類学」に向けて

■日時と場所
2012年3月31日(土)13:30-17:00
椙山女学園大学星ケ丘キャンパス(地下鉄東山線「星ヶ丘」より徒歩5分)

■企画趣旨
日本文化人類学会の新しい事業である「課題研究懇談会」のひとつとして、「応答の人類学」(代表: 亀井伸孝)が採択されました。

本研究懇談会では、「文化人類学が社会へのいかなる応答性をもちうるか/いかに応答的でありうるか」という問いに答えようとします。

応用人類学を典型とする、人類学の応用性、実践性に関する従来の議論を受け止めつつも、
「人類学の知を他領域に応用する」という論点に留まるのではなく、むしろ、フィールドワークと民族誌という人類学の営みそれ自体を、フィールドの人たちを含む同時代の諸関係の中に置き直す具体的な方法について検討することをねらいとしています。

これから4年間におよぶ課題研究懇談会の正式発足を前に(※)、本会の趣旨および申請にいたった経緯などを事例をまじえて紹介し、広くコメントを受けることで、本懇談会の今後の展開に資する議論を行いたいと思います。(文責: 亀井伸孝・愛知県立大学)

共催: 中部人類学談話会/日本文化人類学会課題研究懇談会「応答の人類学」準備会(※)

(※)正式発足は2012年4月の予定。

■進行
中部人類学談話会による冒頭あいさつなど 10分

趣旨説明 20分
亀井伸孝(愛知県立大学外国語学部)「趣旨説明: 『応答の人類学』に向けて」

報告1 40分(質疑含む)
岩佐光広(高知大学人文学部)「先んじる応答、ゆらぐ態度: ラオス低地農村部における看取りの一場面を手掛かりに」

–休憩 15分–

報告2 40分(質疑含む)
内藤順子(立教大学観光学部)「『文化人類学者』であることを問う: 『第四世界』の現在から」

報告3 40分(質疑含む)
飯嶋秀治(九州大学大学院人間環境学研究院)「臨床人類学一歩前」

全体討論 40分
まとめと次回のおしらせ 5分

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