Posts tagged ‘中部人類学談話会例会’

2023/03/02

(共催)第7回 まるはち人類学研究会(「特別企画:北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の大学院生・若手研究者との交流セミナー」

【主催】:第7回 まるはち人類学研究会(「特別企画:北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の大学院生・若手研究者との交流セミナー」)
【共催】:中部人類学談話会第265回例会(日本文化人類学会中部地区研究懇談会)・第168回北陸人類学研究会例会(日本文化人類学会 北陸地区研究懇談会)

開催月日:
2023年3月4日(土)

開催時刻:
13:30-18:00

開催場所:
ハイフレックスで開催(発表者・コメンテータは原則対面とします)
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)金沢駅前オフィス(https://www.jaist.ac.jp/top/kanazawaoffice/)

発表者とタイトルまたはプログラム:
13:30-13:35 開会挨拶 伊藤泰信(JAIST)
13:35-13:55
菅沼文乃(南山大学人類学研究所)
沖縄都市部で「老後」をいかに生きるか?――現代日本社会における老いの人類学的研究
13:55-14:15
天野紗緒里(名古屋大学 博士後期課程)
(仮題)スピリチュアリティは現代女性に特有な生きづらさを癒すものなのか?
14:15-14:35
片岡良美(北海道大学 博士後期課程)・中尾世治(京都大学)
内部者としてのラボラトリー・スタディーズ――学際的な共同研究の申請・審査過程における文書の分析
14:35-14:55
加藤英明(南山大学人類学研究所)
「単品モノ」が生み出す共同性:異なる技法をもつ自動車産業の町工場の人びとの事例から

14:55-15:10
コメント:山口宏美(JAIST)・大谷かがり(JAIST)・小野田敬(理化学研究所)
15:10-15:20
コメントに対する発表者の応答

15:20-15:30 休憩
15:30-15:50
繁田智行(JAIST博士後期課程)
デザイン思考を取り入れた授業の演習課題における協働的創造性――文系大学におけるグループワーク講義を事例として
15:50-16:10
兼清慎一(JAIST博士後期課程)
贈与を目的とする電子地域通貨の便益をめぐるレトリック
16:10-16:30
齊田瞬(JAIST博士前期課程)・伊藤泰信(JAIST)
ウェアラブルデバイスがもたらす医師-患者間コミュニケーションの変化――生活習慣病患者を診療する医師を対象としたエスノグラフィ
16:30-16:50
井上和興(JAIST博士後期課程)・伊藤泰信(JAIST)
総合診療専門医を対象とした文化人類学的素養の教育方略の検討

16:50-17:05
コメント:藤川美代子(南山大学)
17:05-17:15
コメントに対する発表者の応答
17:15 休憩
17:25-18:00 全体討論

※2月24日(金)正午までに、以下のURLに必要事項を記入して送信してください。開催日までにZOOMのアクセス情報をお送りします。
https://forms.gle/z8Krcxrfp2gNVAS39

問い合わせ先:
研究会幹事
大谷 かがり
E-mail: s2040401[at]jaist.ac.jp(@を[at]に置き換えています)

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2023/01/17

230223中部人類学談話会第264回例会(中部地区研究懇談会)のお知らせ

中部人類学談話会第264回例会(中部地区研究懇談会)を2023年2月23日(木・祝)に開催します。

ハイフレックスで実施しますので、申込時に「対面参加」か「オンライン参加」を選択してください。

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中部人類学談話会第264回例会(中部地区研究懇談会)

◆日時
 2023年2月23日(木・祝) 13:30~16:50

◆ハイフレックスでの実施
・会場:中京大学名古屋キャンパス 0号館(センタービル)2階ヤマテホール
 交通アクセス(地下鉄鶴舞線・名城線「八事」駅5番出口すぐ)
 https://www.chukyo-u.ac.jp/information/facility/g1.html

・Zoom(申込締切:2月21日 15:00
 > 申込フォーム(https://forms.gle/8MGQ1GuTCrQGgBNR7)

*対面参加かオンライン参加かを選択していただきますが、全員にZoom情報をお送りします
*参加の形式は当日変更してもかまいません。申し込みなしで対面参加していただいてもかまいません。
*Zoom情報は前々日にお送りする予定です。

◆プログラム 

13:30~13:35 開会の挨拶 
13:35~15:05 中野歩美(中京大学)
「定住化した移動民と住まい方の技法ーーインドタール砂漠地域に暮らすジョーギーの住居空間に注目して」
15:20~16:50 田森雅一(愛知大学)
「グローバリゼーションとライフ・ポリティクスーー北西インド・ムスリム世襲楽士カーストの近現代」

◆発表要旨

・中野歩美「定住化した移動民と住まい方の技法ーーインドタール砂漠地域に暮らすジョーギーの住居空間に注目して」

本発表では、北西インド・ラージャスターン州のタール砂漠地域で移動民として知られてきたジョーギーの定住後の住居の様式とそこでの住まい方について検討する。ジョーギーは現地の人びとの間で、呪術的・宗教的な力を有すると同時に、不潔で貧しい物乞いとして差別されるような〈聖〉かつ〈賤〉の両義性を備えた物乞いの移動民として知られてきた。しかし政府による近代化政策が進むなかで、40年ほど前から野営生活をやめて村の端に定住する者が現れ始め、現在では大半が定住的な生活拠点を持つようになっている。

本発表ではこうした背景を踏まえて、現在彼らがどのような住居のもとで、どのような住まい方をしているのかを事例をもとに考察する。それを通じて、一見すると村の定住民と変わらない暮らしを送るようになったジョーギーが、実際には絶えず即興的な住居空間を創発し続けていることを明らかにし、野営という生活様式と結びついた住まい方の技法として提示する。

・田森雅一「グローバリゼーションとライフ・ポリティクスーー北西インド・ムスリム世襲楽士カーストの近現代」

インド北西部に位置し、パキスタンと国境を接するラージャスターン州は「ジプシー(ロマ)」の原郷の一つとされ、音楽芸能にたずさわるさまざまなコミュニティに属する人々が暮らす乾いた大地である。彼らは、村落内外における伝統的社会関係の中で、ジャジマーンと呼ばれるパトロンのための音楽演奏や系譜語りなどを生業としてきた。しかしながら、インド独立後の社会経済的環境変化のなかでパトロンとの紐帯が失われ、海外での音楽活動に活路を見いだそうとする者たちが現れるようになった。このような動向は、1990年代のインド経済の自由化と地球規模のグローバル化の流れの中で顕著になり、彼らの海外における音楽活動の成功とそれによる社会経済的な影響力は、巡りめぐってローカルな社会やコミュニティの秩序に変化を与える要因の一つになっている。

本発表では、一年の大半をフランスなどの海外で暮らすラージャスターン出身のムスリム世襲楽士カーストのローカル・ヒストリーと、グローバル化の中で再帰的に問い直される集合的アイデンティティや社会規範などについて、ライフ・ポリティクスの視点から検討してみたい。

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◆お問い合わせ先
中部人類学談話会事務局
南山大学人類学研究所 宮脇研究室気付
E-mail: anthroch[at]gmail.com(@を[at]に置き換えています)
Facebook:https://www.facebook.com/ChubuJinrui/
URL: https://anthroch.wordpress.com/

中部地区研究懇談会担当理事:湖中真哉(静岡県立大学)
中部人類学談話会会長:渡部森哉(南山大学)
中部人類学談話会事務局:深田淳太郎(三重大学)、宮脇千絵(南山大学)

2012/01/13

中部人類学談話会第209会例会のお知らせ(1月22日開催)

御案内:
 中部人類学談話会第209回例会を下記の要領で開催いたします。みなさん、ふるってご参加ください。なお、例会は日本文化人類学会の中部地区研究懇談会をかねて開催されています。
なお、今回の例会は、「花祭の未来を考える実行委員会」の企画と連携いたします。スケジュールは、「花祭」プログラム全体を掲載していますが、連携プログラムとしては、2日目を予定しております。参加は無料ですが、先着200名まで受け付けるとのことですので、下記実行委員会の問い合わせ先まで、E-mail、電話、Fax、往復はがき等でお申し込みください。

会場と日程:
平成24年1月22日(日曜)(ご注意:日程が変更になっています)(9時〜17時)
名古屋大学 本山キャンパス 野依記念学術交流館(開催場所が前回と異なっていますご注意ください。)

* 駐車スペースがありませんので、車でのご来場は固くお断りいたします。

*お問い合わせ先
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学文学部・文学研究科棟114号室
文化芸術振興事業事務室
花祭りの未来を考える実行委員会事務局
電話&Fax:052-747-6770
E-mail:hanamatsuri@lit.nagoya-u.ac.jp

話題提供者と話題:
■ 1月21日(土)
09:00 開場・受付開始
10:00-12:30 セッションⅠ「霜月祭のコスモロジー」
 趣旨説明 阿部泰郎(名古屋大学教授・花祭の未来を考える実行委員会副会長)
   講演Ⅰ 鈴木正崇(慶応義塾大学教授)
         「湯立て神楽のコスモロジー‐遠山霜月祭の考察‐」
   講演Ⅱ 斎藤英喜(佛教大学教授)
         「浄土神楽の系譜といざなぎ流」
12:30-14:00 休憩
14:00-17:30 セッションⅡ 同時開催シンポジウム
         「西行伝承とは何か」
            共催:説話・伝承学会/西行学会共催一月例会

1月22日(日)
08:00 開場・受付開始
09:00-09:10 挨拶 濱口道成(名古屋大学総長)
09:15-09:25 「花祭の保存・伝承による地域活性化事業」趣旨説明
09:30-11:30 セッションⅢ 「花祭の継承からみた映像記録の意義」
         共催:日本文化人類学会中部地区研究懇談会一月例会
 趣旨説明 佐々木重洋(名古屋大学准教授・花祭の未来を考える実行委員会会長)
    話者 坂井秀壽(愛知県地域振興部山村振興室長・花祭の未来を考える実行委員会委員)
       山﨑一司(民俗芸能学会評議員・花祭の未来を考える実行委員会委員)
  北村皆雄(株式会社ヴィジュアルフォークロア代表)
       川村清志(札幌大学教授)
       伊藤茂夫(東栄町・小林花祭保存会)
       伊藤克明(東栄町・足込花祭保存会)
       渡邊欣雄(中部大学教授・日本文化人類学会会長)
11:30-13:30 休憩
13:30-15:00 花祭実演:下黒川花祭保存会(豊根村)・中設楽花祭保存会(東栄町)
15:15-16:45 パネルディスカッション(参加者全員)
16:45-17:00 総括と閉会の辞

2011/01/18

第203回例会のプログラムのあらましが決まりました

2011年1月21日(金)更新

御案内:
 中部人類学談話会第203回例会を下記の要領で開催いたします。みなさん、ふるってご参加ください(参加無料、例会は一般に開放されています。事前登録の必要はありません)。なお、例会は日本文化人類学会の中部地区研究懇談会をかねて開催されています

会場と日程:

2010年1月29日(土曜)13時30分より
椙山女学園大学 現代マネジメント学部棟 地下1階 001教室(名古屋地下鉄東山線星ヶ丘駅下車 徒歩5分)

* 駐車スペースがありませんので、車でのご来場は固くお断りいたします。

話題提供者と話題:

■ 松田さおり(宇都宮共和大学)「ホステスの仕事:描かれ方の変遷と仕事観の検討」
■ 輪倉 一広(福井県立大学)「救癩史の深層:岩下壮一の救癩思想研究」
■ 中村亮(総合地球環境学研究所)「スワヒリ海村社会の多民族共存:タンザニア・キルワ島の生態的基礎と漁撈文化」

2010/11/25

11月27日(土)第202回例会が開催されます

会員各位

中部人類学談話会第202回例会開催のお知らせ(2010/11/22)

下記の要領にて、第202回例会を開催いたしますので、御出席いただきますよう、ご案内申し上げます。なお、中部人類学談話会は「日本文化人類学会・中部地区研究懇談会」をかねて開催しています。

中部人類学談話会 会長 稲村 哲也


☆ 日時:平成22年11月27日(土曜)午後13時半より
☆ 場所:椙山女学園大学 現代マネジメント学部 地下一階001教室
(名古屋地下鉄東山線星ヶ丘駅下車 徒歩5分)

* 会場付近は、駐車スペースがありませんので、車でのご来場は固くお断りいたし
ます。

☆ 話題提供者と話題:

■ 和崎春日(中部大学)「在日・在中アフリカ人の生活戦略-関係民族誌への展望」座長(未定)?
■ 亀井伸孝(大阪国際大学人間科学部)「狩猟採集民バカにおける子どもの民族誌: 視点と方法の冒険」座長(未定)

2010年開催分: 199回:5月22日、200回:7月24日、201回:9月25日、202回:11月27日
2011年開催分:203回:1月29日、3月26日