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2007/10/26

20071026 ペルー地震復興支援チャリティー・ミニライブ「ミシュキ・タキ」活動の趣旨と募金のお願い

会長の稲村哲也さん(愛知県立大学)から、下記のようなご案内をいただきました。それぞれ、リンク先情報をご覧下さい。
また、これらは、下記のペルー地震復興支援募金と連携しておりますので、主旨をご了解いただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
11月2日(金):名古屋開催ペルー地震復興支援チャリティー ミニ講演&フォルクローレ・ミニライブ「ミシュキ・タキ」
11月3日(土・祝日):ペルー地震復興支援チャリティー・ミニライブ「ミシュキ・タキ」in 県大
10月28日(日)11月3日(土・祝日)4日(日):ペルー地震復興支援チャリティー・ミニライブ「ミシュキ・タキ」:野外民族博物館リトルワールド公演
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ペルー地震復興支援チャリティー・ミニライブ「ミシュキ・タキ」
活動の趣旨と募金のお願い
  主 催: NGO「ペルー研究会」地震復興支援世話人会、 ペルー天野博物館
協 力: ペルーTVラジオ局「TVペルー」
後 援: 在日ペルー大使館
□ 概要と目的
 本年8月にペルーで発生したマグニチュード8の地震の復興支援を目的とし、ペルーの国民的人気番組「ミシュキ・タキ(甘い歌声)」の制作・主演(歌手)のマリア・ヘスス・ロドリゲス(通称ラ・ミシュキ)のミニ・ライブを催し、ペルーの風土と文化、ペルーの民族音楽を紹介し、ペルー文化を身近に感じていただき、地震復興支援へのご協力をお願いし、募金を行います。復興支援は、中長期的見地から、主として、特に大きな地震被害を受けた「アドベ(日干しレンガ)造り建築」に対する「ロー・コストの耐震補強技術の普及」とし、支援金は、日本の支援によって設立された「日本ペルー地震防災センター」(CISMID)や「ペルー国立建築規格調査教育機構」(SENCICO)等と協議の上、有効に活用します。
□ 本企画の経緯
 本年8月、科学研究費補助金による共同研究「ペルー海岸地方における先土器時代神殿の建築構造と自然災害に関する学際的研究」をペルーで行いました。この研究は、ペルー天野博物館が長年にわたり研究対象としてきたチャンカイ河谷において、紀元前3000年に遡る無土器時代の遺跡が発見されたこと、そしてその神殿建築が耐震的な構造特性を持つ可能性が見出されたことから、「地震などの自然災害とペルー古代文明の盛衰」をテーマとして計画したものです。
耐震工学、地質学、考古学、文化人類学の専門家等がリマ市に集い、現地調査を開始したまさにその時、ペルー沿岸海域を震源とするマグニチュード8の地震が発生し、ピスコ市などに大きな被害をもたらしました。そこで、TVペルーで被災地支援を訴えていたマリア・ヘスス・ロドリゲスさんと番組クルーと共に、私達は被災地を視察しました。
私達は、NGO活動の一環として、以前から「ロー・コストのアドベ造り建築の耐震補強技術の普及」などを目的とした活動を行ってきました。多くの人が集る教会などの歴史的建造物、特に、古い大規模アドベ建築の危険性と、その耐震補強の必要性を指摘してきましたが、ピスコの教会の崩落によって148名が死亡するなど、その懸念が現実になってしまいました。そこで、この度の地震を契機として、「アドベ造り建築の耐震補強技術」の研究促進と普及活動を中心に、復興支援を行うことに致しました。
□募金のお願い
上記の趣旨にご賛同いただき、募金にご協力をお願い致します。
振込口座: 常陽銀行 研究学園都市支店 口座番号:1652294 口座名:「ペルー研究会 藤澤正視」(ペルーケンキュウカイ フジサワマサミ)
世話人:稲村哲也(愛知県立大学教授)、藤澤正視(筑波技術大学教授)、阪根博(天野博物館主任学芸員)

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