去る3月11日の東北地方太平洋沖地震により被災されたみなさまには、心からお見舞い申し上げます。また、被災地救援に全力を尽くされている諸機関、諸活動関係者のみなさまには、深甚の敬意を表するものです。一刻も早い被災地の復興をお祈り申し上げます。
中部人類学談話会では、このように緊急の事態下にあって、演者/出席者の交通等について、開催に問題がないことが判明しましたので、予定通り下記の第204会例会を開催いたしたいと思います。
会員のみなさま、また、その他、ご都合のつくみなさまには、ぜひご出席いただきますよう、お願いいたします。談話会としましては、復興のためなんらかの支援をしたいと考えております。まずは第204回例会から募金を開始いたしますので、ご協力のほどよろしくおねがいいたします。
中部人類学談話会
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会員各位
中部人類学談話会第204回例会開催のお知らせ(2011/03/22 更新)
下記の要領にて、第204回例会を開催いたします。ぜひ、御出席いただきますよう、ご案内申し上げます。なお、中部人類学談話会は「日本文化人類学会・中部地区研究懇談会」をかねて開催しています。
中部人類学談話会 会長 稲村 哲也
記
☆ 日時:平成23年3月26日(土曜)午後13時半より
☆ 場所:椙山女学園大学 現代マネジメント学部 地下一階001教室
(名古屋地下鉄東山線星ヶ丘駅下車 徒歩5分)
* 会場付近は、駐車スペースがありませんので、車でのご来場は固くお断りいたし
ます。
☆ 話題提供者と話題:
■ シンポジウム 「世界観の揺らぎを捕獲する―個と集合の境界から」
コーディネーター:東賢太朗(名古屋大)
シンポジアスト:織田竜也(長野県短期大学)、木村周平(富士常葉大学)、東賢太朗(名古屋大学)
趣旨:
文化人類学は世界の諸相を経験的に把握すると同時に、思考の方法や認識のあり方を思弁的に理解することを志向してきました。相互に情報が往復する中で研究者ばかりでなく、対話者、聴衆、読者の世界観までもが揺らいでしまう。その効果の大きさ故に、「人類学は面白い学問だ」と私たちは考えます。
本シンポジウムでは「世界観の揺らぎ」を主題に設定しました。発表者の揺らぎが会場の揺らぎと共振するとき、新たな世界観への手がかりが得られるのではないか。本音の議論をお楽しみ頂けたらと思います。
各報告者の発表タイトル:
織田竜也(長野県短期大学)「幻想の人類学序説 ―理論的課題と展望」
東賢太朗(名古屋大学)「救われるものは信じている?―宗教的フィールドでの「変身」体験より」
木村周平(富士常葉大学)「呼びかけと公共性に関する試論(仮)」
2011年開催分:203回:1月29日、204回:3月26日、206回:5月28日、207回:7月23日、208回:10月1日、209回:12月3日
2012年開催分:210回:1月28日、211回:3月31日