20101111: 第202回例会の発表要旨(11月27日開催)

中部人類学談話会第202回例会(11月27日土曜開催、13時半より)

和崎春日(中部大学)「在日・在中アフリカ人の生活戦略-関係民族誌への展望(発表要旨)
①「在日アフリカ人の生活動態」について、在日カメルーン人の中古自動車業から考察します。
②これに、今年、初期調査を開始した「在中アフリカ人の生活動態」の報告を加味して、今後の研究のあり方を模索、提案します。


亀井伸孝(大阪国際大学人間科学部)「狩猟採集民バカにおける子どもの民族誌: 視点と方法の冒険」(発表要旨)

発表者は、
カメルーンの熱帯雨林に暮らすピグミー系狩猟採集民バカにおける子どもたちの集まりにおける参与観察にもとづき、子どもが主役となる民族誌『森の小さな〈ハンター〉たち』を刊行した。

子どもの民族誌を著すにあたって、もっとも注意したことは、
(1) 視点を子ども集団の中に置き続けること
(2) 子どもの集まりでの参与観察の方法と過程を詳らかに記すこと
のふたつであった。

いずれも、子どもを「教え育てる対象」として見る立場を脱却し、また、そのような視点の転換を自他ともに奨励・実践していく上で、欠かせない要素であった。

本発表では、狩猟採集民の子どもに関する民族誌的研究の成果の一端を紹介しつつ、本民族誌の視点と方法をめぐる試みについて示したい。

また、この民族誌が契機となって、国際開発および人類進化論に関わるふたつの共同研究の展望が開けつつある。このような、同時代のアカデミズムにおける民族誌の活用可能性についても議論してみたい。

亀井伸孝. 2010.『森の小さな〈ハンター〉たち: 狩猟採集民の子どもの民族誌』京都: 京都大学学術出版会.

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